鬼怒川の渓谷と白煙 - 東武鬼怒川線・2017年冬 -

こんばんは


年末の鬼怒川線。


昼過ぎには鬼怒川の渓谷の木々の雪は落ちて黒々となりました。


汽車は画面左上にちっちゃな白煙。

スペーシアを待たせて小佐越駅を通過します。


b0190710_23431550.jpg


2017/12/29 小佐越 3レ SL大樹3号 C11207+ヨ8000+14系客車+DE10

(画をクリックすると大きな画が開けます)




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明日であの地震から23年。


たった7年前の3月、

テレビは信じられない津波や被災地の映像を、繰り返しくりかえし繰り返しくりかえし何度も何回も流し、東京でも震度5の揺れに驚き慌て、計画停電で止まった電車に往生し、繰り返す余震に怯えたのに…

たった7年前の記憶よりも、

23年前の1月の終わり頃、あの日から1週間くらい経った日に神戸三宮の駅前で感じた衝撃の方が

私には遥かに鮮明に残っている。


あの日から1週間くらい経った日、大阪から福知山線で三田、神戸電鉄、地下鉄を乗り継いで新神戸へ。片道2時間かけて新神戸駅近くで、親会社の流通業の販売応援、下着や弁当などのワゴンセールを4日間。


その昼休み、

三ノ宮駅前で見たのは、

ほとんど全部のビルが折れ曲り、路地は両側から崩れた瓦礫に埋もれ、大ガードも曲がった柱をジャッキで支えられ…

さらにその日は重い雲と冷たい風に寒えた…


たった7年前にテレビで繰り返しくりかえし繰り返しくりかえし何度も何回も見た映像よりも

23年前に自分で1回だけ見た風景、冷たい風、「家、潰れた」と笑顔で言ったおばさんになんと答えていいのかわからなかったこと…の方が鮮明に記憶に残っている。


いつか

技術が進んで

ただの映像と音声だけでなく、

その場の空気や雰囲気、におい、

辛い悲しみまで伝えられる日が来ると思う。


その場に居合わせた人以外にも、

その場にいるかのように全てを伝えることができる日が来たら

その場にいる人のことを思い、寄り添える優しさが生まれるだろうと思う。



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by kogechatora | 2018-01-16 23:45 | 東武鬼怒川線 | Comments(4)