汗たっぷりかいて見えたのは日出谷駅だけ… - 2021年初夏・磐越西線 -
こんばんは
昨日は新潟と会津の県境、阿賀の山奥に山籠り~
兎ヶ倉山(うさんくら…と読みます)の山頂。
8年前に登った時は平瀬の集落や鉄橋、さらには日出谷を出て豊実へ向かう後追いまで見えたのに…
山頂周辺は木が茂って眺望が無くなっていました…
かろうじて見えたのは日出谷駅だけ…
日出谷駅に到着する汽車。
ホームの周りには黄色い花…今の季節、菜の花じゃないな…黄菖蒲でしょうか?(2021/6/15追記 オオキンケイギクと会津の自然と汽車の堤防さんよりコメントいただきました)
11時42分、太陽は高く上がって影が短い夏の日差し。
2021/6/12 鹿瀬→日出谷 8226レ SLばんえつ物語号 C57180+12系客車
(画をクリックすると大きな画が開けます)
このボタンの向こうには
迫力ある汽車も
風景の中の汽車も
心象風景の中の汽車も
蒸機が現役だった時代も
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兎ヶ倉山、麓の眺望は雑木に隠されましたけど、
飯豊など周りの山を望む眺望は変わっていません。
でも、なぜかこの山は山歩きする人には人気が無くて、
ネットで検索しても最近の山行記録がほとんど出てこない…
昨日もまったく人に会いませんでした。
まちがいなく人間よりも熊さんの方が多いお山。
熊鈴をじゃらじゃら鳴らしながら歩きます。
熊さんは登山道を使わないので
登山道は荒れ放題。
橋…ぼろぼろの針金が巻きついて残っているので昔はちゃんと針金で縛ってあったんでしょう…
危なくて渡れません…
かつて橋だった残骸の右側に沢に降りる踏み跡と渡り石がありました。
この橋は原形をとどめているように見えますけど
木は朽ちていて…手前側に見える白い物体は大きなキノコ、サルノコシカケです。
足元は木の固い感触では無くてぼろぼろぶよぶよ…ぽろっと崩れ折れそう…
1本の木に荷重をかけないように、右足と左足を別の木に乗せておっかなびっくり渡ります。
その先には…
ここでは熊さんもちゃんと受信料を払っています!!!ということじゃなくて、
山頂にはNHKの放送設備があるので、設備保守の業者さんのための道標でしょうか。
この道を上り下りして設備保守するのは大変でしょうね…
昨日は阿賀や西会津でも27~28℃まで気温が上がって、
機材背負って急な坂道を登り切った時には
汗腺爆発!!!!
汗が止まりません!!!!
ところが登り切っても足元の眺望はほとんどなし…
どうしよう…歩き回ってさらに汗だくになって
どうにか日出谷駅方向の眺望だけは確保。
もし、8年前と同じように各方向が抜けたら
1日中、この山にこもって
戻りの汽車もここで撮ろうかと思っていましたけど…
抜け角がここだけではつまらないし
こんなに汗腺爆発するとは思わず、持参した飲み水が足りないので
往路だけ撮って早々に下山といたしました。
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これがねこのエネルギー源です。
過ぎた桜や新緑の季節が懐かしい人も
梅雨のじめじめを楽しんでいる人も
からっと暑い夏が待ち遠しい人も
ワクチン接種済みの人もワクチンは怖い人もワクチンが待ち遠しい人も
汽車が好きな人も山が好きな人も海が好きな人も街が好きな人もおうち暮らしが好きな人も
何か当てはまるものがあってもなくても
何かイイネっと思った人は一日一善、一日一ぽち。
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by kogechatora | 2021-06-13 16:55 | 磐越西線 | Comments(10)
熊さんにとっては、暮らしやすいでしょうが、、、
誰彼にどの辺へ行くと発信しておかないと。
日出谷の駅の黄色い花はオオキンケイギクだと思われます。綺麗な花ですが特定外来生物に指定されている花です。
見えない所の地味な仕事ですね。
丸太の橋。昔は田舎の男たちが総出で点検していました。
その頃は山仕事なども当たり前だったから、歩きやすいことは必須だったのでしょう。
今はそこまでの仕事も、道を直す手間も無いのでしょうね。
お金にはなりにくいと思いますが、山の手入れは土砂崩れの防止のためにも必要なんですね。
国は、狭い島国を生かすような政策を考えて欲しいと思うのですが・・・
この土曜日、夕方の馬下ではいい夕日があったんですね…午後は日差しに恵まれず悔いの残った1日となりました。
大変なお仕事です。
地元の人たちは、高齢化も進んで、山菜やキノコを獲りに山に入る人も減っているのでしょう。
この橋がボロボロになっていくのは、大雨の都度、上から流れてくる倒木や岩がぶつかるから…沢から高さのないところは、木や岩の直撃を受けてボロボロ、高さのあるところは比較的ダメージが小さい感じでした。