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緑の棚下、利根川を汽車が渡って行く - 2014年秋・上越線 -

こんばんは

夕方には日射しも無くなった先週土曜日の上越線
汽車はいつも通り煙も無く利根川を渡って帰っていきました。

緑の棚下、利根川を汽車が渡って行く - 2014年秋・上越線 -  _b0190710_23452310.jpg

2014/10/4 岩本→津久田 8736レ C6120+12系改造客車
(画をクリックすると大きな画が開けます)


昨夜、ノーベル賞のニュースを見た瞬間に思い出したのは十数年前のニュース。
青色LEDの発明に対して会社が提示した報奨金は僅か2万円。
適正な評価を求めて会社を訴えた裁判では
発明が会社にもたらした利益は2000億円、個人の功績を数百億円と認めた地裁判決を勝ち取ったのに
最終的に会社と合意できた和解金額は2桁違いの数億円。
その結末に日本を捨てた研究者、
昨夜のテレビではそんなことには触れずに日本人として誇らしいと連呼するニュースキャスター。
2万円の報奨金を提示した当時の上司にインタビューしてコメントをとってきて欲しいと思ったのはねこだけでしょうか。


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これがねこのエネルギー源(ねこごはん)です。
汽車が好きな人も無煙が好きな人も何か当てはまるものがあってもなくても
何かイイネッと思った人も思わなかった人も
ポチッとエネルギーを補充していってください。


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中村教授の報奨金を巡る裁判が報道されていた頃、
日本中のオフィスで成果主義なる人事制度が流行していた。
しかし数千億円の成果に対する報酬が僅か2万円の一時金と言うなら
成果主義とは成果を上げた人に報いる精度ではなく
普通のサラリーマンに対して成果をあげていないといって給与カットやリストラの口実にするだけではないかと思ったことを思い出した。

オフィスで働くホワイトカラーの「成果」を正しく評価することはとっても難しい。

全く同じ設備で全く同じ製品を作っている工場ラインがいくつもあって
一日一人当たりの生産量や不良品発生率に差があるなら工員の評価は簡単だ。

でも普通のオフィスでは、庶務、総務、技術研究、商品開発、営業、経理、人事などなど異なる業務があり、
同じ部署でも担当者と係長では仕事の中身に違いがある。
ほとんど全員が違う仕事をしている。
ほとんど全員が他の人と分業で仕事をしている。

新商品を考えたAさんと
新商品の量産化を実現したBさんと
担保になる資産も無い会社で設備投資の資金を銀行から借りてきた経理部のCさんと
取引先に新商品を売り込んだ営業のDさんと
無名の会社で社員の募集採用を果たした人事のEさんと
今年の業績は誰の成果だろう。

結局、その頃に流行った成果主義は
自分の成果が悪いのは他人のせいと悪い理由を押し付けあい、足の引っ張り合いが流行していつの間にか廃れていった。

普通の人には歯車の中で役割を果たしたことに対して
普通の賃金を払えばそれで良いではないか、と思う。

ねこは成果主義が大嫌いだ。

でも…それでも…ノーベル賞を穫るような特別な成果、
会社に数千億円の利益をもたらすような発明には
特別な評価があって然るべきと思う。

でも…そんな特別な表彰金を払うと
税務署が…
法人税の不正として
会社の所得隠しとして摘発しにくることが最大の問題なんでしょうねぇ…


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by kogechatora | 2014-10-08 23:46 | 上越線(高崎〜水上) | Comments(0)

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