ある夏の週末

1年前に書いたにゃあの続きをちょっとだけ

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20年前の8月、暑い暑い日
突然、それまで考えたことのなかった生活、猫との同居生活が始まって2週間が過ぎた週末。

それまでテーブルの上に上がったことの無かったにゃあが
トースターの上に飛び乗った。

その揺れでトースターはワゴンテーブルから床に落下!
ガシャーんと大きな音がしてトースターのガラスが割れた。
にゃあは驚いて…開いていた窓から外に飛び出した

腹が減ったら帰ってくる、
と思っていたけど土曜の夜は帰ってこなかった

日曜の朝になっても昼を過ぎても帰ってこない…

その頃住んでいたアパートの前には畑が広がっていた

にゃあを探しに出たら…

畑の向こう端にこげちゃ色のにゃあが見えた

ゆっくり歩いて近付いていくと…

逃げ出そうか
どうしようかと
迷う様子でこちらの様子を伺っている

もう1歩近付いたら逃げ出すか

あと3メートル2メートル

もう逃げるか

と思ったタイミングでしゃがみ込んで目線を揃えて
にゃあ
と声をかけた

声をかけたら
にゃあはこちらに向かって駆け込んできた

がっちり捕まえて
抱きかかえて家に戻った

その間
にゃあ
にゃあ
にゃあ
と大声で何かを話していた

何を言っていたのか…
残念ながら…
猫語はわからなかった

でも
わかったことは
怒られると思っていたこと
帰りたかったこと
それだけで充分だった

あの夏の週末から今年で20年

by kogechatora | 2016-08-10 23:45 | にゃあ | Comments(12)

ある年のゴールデンウィーク最終日

毎年、春、冬毛から夏毛に変わる頃になると食欲不振が目立ちました。
例年ならゴールデンウィーク頃には元気になってたんですけど

2008年(推定13歳)あたりから回復が遅くなり
2009年の春はどんどん痩せて…衰弱してきて
2009年のゴールデンウィーク最終日、
静かに息を引き取りました。

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上の写真は2005年ですけど
最期の姿はこれと同じ姿勢、痩せ細っていたことだけが違い。

直前までパソコンしながら声をかけると
律儀に弱々しい微かな返事が返ってきたのが途絶えたので
寝たかな?と見たら…
薄く開いた目は最期まで私を見ていました。


また、いつか次の猫を飼いたいと思い
猫グッズは全部残してあります。
でも仕事の忙しさは増すばかり。
里親募集ページを見て悩んで…結局は
当分、お預けとなっております。

by kogechatora | 2015-09-06 22:38 | にゃあ | Comments(0)

ある夏の土曜日と日曜日

19年前の8月
暑い暑い週末でした。

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突然に始まってしまった生活、
それまで考えたことのなかった猫との同居生活が始まってしまった。

困ってしまってわんわんわわん〜と犬のおまわりさん状態の土曜日。

腹は減っている様子だけど
肉・魚・チーズなど人間の餌はお口に召さない様子。
匂いを嗅ぎ…ちょっと舐めて…「これじゃない」とそっぽを向くお姫様。

金曜の夜から何も食べていなかったはずなのに、
日曜日になっても人間の餌にはそっぽを向き続ける。

コンビニで何種類か猫缶を買ってきたけど
高い猫缶も安い猫缶も…「これじゃない」とそっぽを向く

暑い季節、開缶した猫缶を何時間も放っておくわけにもいかない。

困り果てて…いっちばん安いドライフードを買ってきた。

ドライフードの袋を見た瞬間、大はしゃぎ〜

一食百円を超える猫缶には見向きもせず
一日数十円のドライフードで満足な安上がりのお姫様でした〜


でも躾は徹底していて
爪研ぎは爪研ぎ板なんてあたり前。
こたつ、ちゃぶ台、ダイニングテーブルの上には絶対に登らない!
たま〜に人間の餌に興味を示しても…椅子の上から背伸びして首と舌を伸ばすけど
前足は絶対に食卓に載せない。

そこまで躾けながら置き去りにした前の飼い主にはどんな理由があったのか…

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今だったらもっと良い画を残せたはずなのに
一眼レフの使い方も忘れていた頃だったことが残念であります。

by kogechatora | 2015-08-13 20:03 | にゃあ | Comments(0)

ある夏の金曜日

19年前の8月
暑い暑い週末でした。

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金曜の夜、アパートの前の駐車場でひと晩じゅう猫が泣いていました。

土曜の朝、
車の下で泣いている猫に
「どこからきたの?」
と話しかけたら
車の下から出てきて…
にゃごにゃごゴロゴロいいながら
アパートの部屋の中までついて来ようとする…

「ここは賃貸アパートだから猫を飼うことは出来ないんだよ」
と説得しても聞く耳持たずに入り込もうとする。

扉を閉めると部屋の前で大声で泣き続ける
近所迷惑になるような大声で泣きわめく

結局…部屋に入れてしまった。
部屋に入ると泣き止む。

少し落ちついて眠そうになったところで外に出すと…

部屋の前で大声で泣き続ける
近所迷惑になるような大声で泣きわめく

仕方ないから扉を開けてかまって落ち着かせる

そんなことを繰り返してるうちに土曜日がくれてしまった

あとから考えると
たぶん、前夜、誰かがその辺りに猫を置き去りにしていったのだろう
捨てられて途方に暮れて泣いていた猫は
最初に話しかけた人を新しい保護者と信じてしがみついたのだろう

結局、近所のスーパーで猫トイレと猫砂と爪研ぎ板を買い込んで
その夜から賃貸アパートに飼い猫になってしまった。

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19年前の8月、暑い暑い日
突然、それまで考えたことのなかった生活、猫との同居生活が始まってしまった。

by kogechatora | 2015-08-11 22:19 | にゃあ | Comments(8)

ただいま休憩中

汽車の画はのちほどアップします。

とりあえずひと休み  zzzzzz

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by kogechatora | 2015-03-28 17:33 | にゃあ | Comments(2)