白い電車と黒い機関車 - 2013年・秩父 -

休日の昼下がりの三峰口、
手前には蒸気機関車、後ろには西武直通の白い電車と東急の中古車、その向こうには秩父鉄道の歴史を語る車両と並びます。

西武鉄道の株主総会は球団売却や赤字路線廃止を求めるファンドをとりあえずは抑えて乗り切ったとのこと。
でもファンドが大株主であることは変わらず…さて、この白い電車はこの駅に乗り入れを続けられるのでしょうか。

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2013/4/7 三峰口 C58363他

「できるだけ短い」投資期間で「できるだけ高く」株を売って投資の数十パーセントから数倍の利益を狙うファンド、
土地などの資産を売ってでも利益を出して配当させて
赤字事業を切り捨てて短期的に利益を極大にしたところで
株を高値で売り抜けて、
あとはその会社が潰れてもどうなっても関係ない。
株主資本の論理としては一見正しく思えます。

そして「ずーっと長く」鉄道や球団などの「事業に関わる」取引先・顧客(乗客・観客)・社員などの利害関係者と
利害が一致しないのは当然のこと。

でも、企業が「できるだけ短く」「できるだけ高く」で行動したら…
赤字になったらすぐに電車が無くなるかもしれない鉄道沿線には住みたくない、
いつ無くなるかわからない会社に働きたくない、球場や鉄道設備の投資資金も貸したくない、
それでは事業が成り立たない。
短期利益だけに走ると企業は社会の中では異物になります。
「ずーっと長く」「事業を続けて」企業が存続しないと社会は困るのです。

そしてファンドやコンサルタントは利益を大きくするには選択と集中と言いますけど
フィルム事業に集中したコダック、
液晶テレビに巨額の投資をしたシャープ、
選択と集中の結果は10年後には会社消滅の危機…
コンサルのサル知恵なんてそんなもの。
10年前を忘れた認知症の老人は家族に迷惑をかけるだけで済むけど、
10年後を想像しないファンドやコンサルは取引先・顧客・社員に大損害を与えます。

以前の環境に適応していた恐竜は大きく強く進化しましたけど環境が変わったら滅びました。
恐竜時代の環境に適応できずに細々と日陰者していた哺乳類が恐竜に食べられて絶滅していたら…環境が変わったとき、新しい環境に適応するタネがありません。
今の環境に不適合の生物・産業・事業を残すことは、
今の環境にあわせて大きく強く進化することよりも、
環境変化を超えて存続するためには役立ちます。

本日もお越しいただきありがとうございます。
今日は余談が長くなり過ぎました。
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by kogechatora | 2013-06-26 23:49 | 秩父鉄道 | Comments(0)

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