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2010年 真夏の上越線(おまけ) -後に残る煙-

昨日の画の次のショットです。
通り過ぎていく蒸機。後には煙と煙の香りが残ります。

画にはならないとわかっていても、見える限りはカメラで追ってしまいます。

2010年 真夏の上越線(おまけ) -後に残る煙-_b0190710_22404131.jpg


2010/7/24 津久田→岩本 9735レ D51498+12系客車

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昨日の写真も汗が噴出す暑さが表現できてないなあ、と思いましたが、今日の写真も煙の匂いは表現できてません。
体験した本人には思い出せますが、煙の香りを知らない人に香りは伝わりません。

昨日は土用の丑の日。
あちこちで鰻の香ばしい香り。

毎年、この季節になると思うこと。

香りをデジタル化して保存したり遠く離れた場所で再現することが出来たら、どれくらい大きなビジネスチャンスになるかなあ。

匂いの発生装置を使ってチョコレートの香りを出すなんて仕掛けはありますが、所詮は匂いの元になる物質を装置に仕込んであるだけのこと。
トイレの芳香剤や蚊取りをわざわざコンピュータで制御しているようなもの。
チョコなしでチョコの香り、と言っても同じような香りを出す素材を準備しているだけ。

簡単な装置で何の香りでも出せる、そんな機械はまだまだ遠い未来のことでしょうか。

既に五感のうち、視覚(画像・動画)や聴覚(音)は既にデジタル化されています。
保存することも出来るし、ほぼリアルタイムに遠隔地へ送ることも出来ます。
火薬が無くても花火の光や音を画面に再現したり、中東の戦場そのものの映像をリアルに見たり。
いずれも200年前の人には想像も付かなかったこと。

今から100年後には五感の残り3つ(触覚、味覚、嗅覚)のデジタル化も実現していると信じています。

興味があるのはその実現方法。
音や画像と違って、空気の振動や光だけでは再現できない「もの」をどうやって再生するのか。

触覚は物体そのものに触って、嗅覚は鼻、味覚は口に入れて、初めて感じられるもの。

私に思いつく方法は
(1)3原色やプリンターのカラートナーのように、匂いや味の基本要素を幾つか揃えてブレンドする、触覚もマウスの手触りを変化させることで実現する
(2)脳や神経に直接、刺激を伝える
の2つですが、実際にはどんな方法で実現されるんでしょう。

私が生きているうちには、そんな技術が今のDVDプレーヤーみたいに一家に一台普及する日は無理かなあ。
 
 

by kogechatora | 2010-07-27 22:41 | 上越線(高崎〜水上) | Comments(2)

Commented by Havajony at 2010-07-27 23:26
画にはならないとわかっていても、見える限りはカメラで追ってしまいます。
私もいつもそうです。
でも・・・たまに良いのが・・・
その時は気づいてないのですがネタ不足で探していると・・・
価値観というものは怖いです。
Commented by kogechatora at 2010-07-28 22:37
ジョニーさん 「鉄道」写真ですから「鉄道車両」を追っかけて写してナンボ。追っかけていけば予想外の場所でギラリしたり、面白いことが起きていたり。
「見える限りは」を突き詰めていくと、高みから数分〜10分以上も追いかけ続けるところに至ってしまうのかも。
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